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ロスカットとは?

ロスカットルールとはお客様が保有しているポジションが、一定の水準以上に損失を被った場合、損失の拡大を防ぐため、保有しているポジションを強制的に決済することをいいます。

CFD取引では相場の状況によっては大きな損失を被るばかりか、預託された証拠金すべて、さらには追加の損金を支払わなくてはならなくなります。そこで「DMM CFD-Index」「DMM CFD-Commodity」ではお客様の損失額がある一定の水準に達した時点で強制的にお客様の保有されているポジションすべてを決済するロスカットルールが採用されています。原則としては最低限の資金は温存されるということです。ただし、ロスカットルールがある場合においても、相場の状況等によっては預託された証拠金以上の損失が発生することがあります。

また、【DMM CFD】では毎営業日マーケットクローズ後の証拠金維持率判定において、証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。
追加証拠金が発生した場合には、発生したメンテナンス明けの営業日の22時59分までに追加証拠金額以上の入金もしくはポジション決済による追加証拠金額の解消が必要となります。
解消期限までに追加証拠金額の解消がされない場合は、保有しているポジションを「マージンカット(強制決済)」します。

追加証拠金制度の詳細については下記リンクにてご確認ください。

なお、当社のCFD取引では「DMM CFD-Index」、「DMM CFD-Commodity」の区分ごとにそれぞれ個別の管理となり、損益等は合算されません。ロスカットルールもそれぞれ個別に計算され執行されます。

詳しい証拠金とロスカットについてのシミュレーションについては下記リンクにてご確認ください。

ロスカットルール

当社ではお客様の損失の拡大を防ぐため、証拠金維持率が50%以下になると、ロスカットルールが発動し、未約定の注文を取り消し、すべての未決済ポジションをお客様に事前に通知することなく、決済(ロスカット)します。

ロスカットルールイメージ図 ロスカットルールイメージ図

ロスカットが発生する事例

1.ポジションを保有する

100万円の入金から、ポジションを保有し、ロスカットが発生するまでの流れを、DMM CFDのアカウント情報を用いてご説明します。

  • ポジション必要証拠金はリアルタイムで更新されます。
  • 建玉可能額は以下の式で求められます。
    建玉可能額 = 純資産-(ポジション必要証拠金 + 注文証拠金)
  • 建玉可能額以上の新規注文は発注できません。

日本225
買ポジション34Lot
注文中5Lot

純資産額
1,000,000円(入金額)
現在レート
22,400円
1Lotあたりの
ポジション必要証拠金
22,400円
(22,400円×10単位÷レバレッジ10)
この時の資産状況
建玉可能額
126,400円
建玉評価損益
0円
出金可能額
126,400円
純資産額
1,000,000円
注文証拠金
112,000円
ポジション必要証拠金
761,600円
預託証拠金残高
1,000,000円
証拠金維持率
116.59%

1,600円の下落

2.ロスカットルール発動時

その後、レートが変動し、証拠金維持率が50%以下となった場合にロスカットとなります。
純資産額がポジション必要証拠金の50%以下となった時点で執行されますが、その損失額を保証するものではありません。相場の状況等によってはその損失額が預託証拠金以上になる場合があります。

相場の状況等によってはその損失額が預託証拠金以上になる場合があります。

純資産額
1,000,000円(入金額)
現在レート
20,800円
1Lotあたりの
ポジション必要証拠金
20,800円
(20,800円×10単位÷レバレッジ10)
この時の資産状況
建玉可能額
0円
建玉評価損益
-544,000円
出金可能額
0円
純資産額
456,000円

証拠金維持率50%以下になると取り消され(※)注文証拠金額は「0円」となり、新規買いポジション34Lotのみが残ります。

注文証拠金
104,000円
ポジション必要証拠金
707,200円
預託証拠金残高
1,000,000円
証拠金維持率
49.77%

50%以下になったことで「注文証拠金」は取り消され、証拠金維持率は「64.47%」まで回復します。

再度50%以下になった場合はロスカット(強制決済)されます。

証拠金維持率が50%以下となった場合、ロスカットが執行されます。
上記通知及び計算方法は「参考」として表示したものであり、本取引にかかわるリスク及び管理はお客様の判断と責任において、お客様の計算で行ってください。
上記の計算には「調整額」等の金額は考慮しておりません。

証拠金維持率がロスカットラインである50%以下となった場合、全ての未約定注文が取消され、全ての未決済ポジションを自動的に決済(ロスカット)します。
未約定注文が取消され、証拠金維持率が50%を回復した場合はロスカットは執行されません。

ロスカットを回避するには

ロスカットは証拠金維持率が50%以下になった時点で発動しますので、証拠金維持率が50%まで低下しないよう保つことで、ロスカットを避けることが出来ます。取引の際は、ご資金に余裕をお持ちいただくようおすすめいたします。

  • 証拠金維持率が50%以下になりますと、注文中の新規注文は取り消されます。
    証拠金維持率が50%を回復した場合、ロスカットは執行されません。
  • 損切りのための逆指値注文を設定されていた場合、証拠金維持率が50%以下になりますと、決済の逆指値注文が取り消されロスカットが執行されますのでご注意ください。

上記数値及び計算方法は「参考」として表示したものであり、本取引にかかわるリスク及び管理はお客様の判断と責任において、お客様の計算で行ってください。

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