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追加証拠金制度
追加証拠金制度とは
DMM CFDでは毎営業日のマーケットクローズ後のメンテナンス中に「証拠金維持率の判定」を行い、この時点で証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。
追加証拠金が発生した場合は、発生したメンテナンス明けの営業日の22時59分までに追加証拠金額以上の入金もしくはポジション決済による追加証拠金額の解消が必要となります。
解消期限までに、追加証拠金が0円とならない場合には、保有しているポジションを反対売買による「マージンカット(強制決済)」を行います。
【追加証拠金が発生した際の注意点】
追加証拠金が発生した場合、当社にて以下の対応をさせていただきます。
- 新規取引の停止
- 出金予約の停止
- 発注済み新規未約定注文の取消
- 出金予約の取消
- 追加証拠金が発生した場合、新規未約定注文及び出金予約は全て取り消し処理され、注文証拠金及び出金依頼額が追加証拠金の解消に充当されますが、取り消し処理を行った後にも追加証拠金額が解消されない場合、追加のご入金もしくは、保有ポジションの一部又は、全部の決済により、追加証拠金額を「0円」にしていただく必要があります。
- 追加証拠金が発生した場合においても未約定の決済注文は取り消されません。
追加証拠金の発生
及び解消方法について
毎営業日のマーケットクローズ後にて「証拠金維持率の判定」を行い、この時点で証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。
- 純資産額
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預託証拠金に評価損益を加え、出金拘束金を差し引いた額
預託証拠金残高 + 評価損益 - 出金予約額 - ポジション必要証拠金
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その時点のポジションを持つために必要な証拠金
ポジション必要証拠金はリアルタイムで更新されます。
- 追加証拠金額
-
毎営業日の証拠金維持率判定において、証拠金維持率が100%を下回った場合、発生するポジション必要証拠金の不足額をいいます。
ポジション必要証拠金-純資産額
追加証拠金を0円にする方法には、2種類の方法があります。
追加証拠金が発生したメンテナンス明けの営業日の22時59分までに追加証拠金額以上のご入金もしくはポジション決済による追加証拠金額の解消が必要となります。
- 入金
追加証拠金額以上の入金をし、追加証拠金額を0円にする。 - ポジションの決済
ポジションの一部を決済し、追加証拠金額以上のポジション必要証拠金額を減らし、追加証拠金額を0円にする。
又は、未決済のポジションを全て決済する事でマージンカットを防ぐ事が可能です。
上記又はを実施されず、 レート変動による建玉評価益の増加で、証拠金維持率が100%以上になりましても、マージンカットの対象となりますのでご注意下さい。
DMM.com証券の各サービスアカウント間(【DMM FX】【DMM CFD-index】【DMM CFD-Commodity】【DMMバヌーシー】【DMM株】)での資金移動を行った場合も入金と同様の扱いとなります。
解消期限までに、追加証拠金が0円とならない場合には、保有しているポジションを反対売買による「マージンカット(強制決済)」を行います。
- 追加証拠金判定時刻
- マーケットクローズ後のメンテナンス時間中(取引時間の詳細はこちら)
- 追加証拠金解消期限
- 追加証拠金が発生したメンテナンス明けの営業日の22時59分
- マージンカット時刻
- 追加証拠金が発生したメンテナンス明けの営業日の23時00分
なお、追加証拠金解消期限・マージンカット時刻は冬・夏時間ともに上記の通りとなります。
追加証拠金及び
マージンカットが発生する事例
毎営業日実施される証拠金率判定で100%を下回っていた場合以下の方法にて解消、強制決済(マージンカット)されます。
下記の例は夏時間適用時です。
★2022年8月29日(月)営業日マーケットクローズの時点で、証拠金維持率が80%
アカウントの状況
- 純資産
- 80万円
- ポジション証拠金
- 100万円
- 追加証拠金額
- 20万円
- 評価損益
- -20万円
- Aさんの場合
- 追加入金する
- Bさんの場合
- 保有ポジションを決済する
- Cさんの場合
- 何もしない
AさんとBさんの具体的な流れは…
-
(1)8月30日(火)05時50分(8月29日営業日のマーケットクローズ)
証拠金維持率100%を下回っているか判定/追加証拠金を判定
追加証拠金額のメールが配信されます追加証拠金額
20万円と判定携帯電話のメール設定でドメイン指定をご利用の方は「sec.dmm.com」をご登録下さい。
「新規取引」及び「出金予約」を停止 注文中の「新規注文」及び「出金予約」は取消
-
(2)8月30日(火)08時00分(8月30日のマーケットオープン)
-
新規取引・出金の制限解除 通常のお取引が可能
Cさんの具体的な流れは…
-
(1)8月30日(火)05時50分(8月29日営業日のマーケットクローズ)
証拠金維持率100%を下回っているか判定/追加証拠金を判定
追加証拠金額のメールが配信されます追加証拠金額
20万円と判定携帯電話のメール設定でドメイン指定をご利用の方は「sec.dmm.com」をご登録下さい。
「新規取引」及び「出金予約」を停止 注文中の「新規注文」及び「出金予約」は取消
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(2)8月30日(火)08時00分(8月30日のマーケットオープン)
-
(3)8月30日(火)22時59分(8月30日発生の追加証拠金の解消期限)
-
(4)8月30日(火)23時00分
追加証拠金の未解消を確認 全ポジションを強制決済
マージンカット
追加証拠金を解消する際の注意点
- 相場変動等により証拠金維持率が100%以上に回復したとしても追加証拠金は0円とはなりません。従いまして追加証拠金発生後、ご入金やポジション決済をせず、証拠金維持率が100%を上回って期日となった場合はマージンカットの対象となります。
金曜日マーケットクローズ時に追加証拠金が必要と判定された際は、 月曜日の22時59分までに追加証拠金を解消する必要があります。
- マージンカットは、必ずしもお客様の損失を限定するものではありません。急激な相場変動等により、その損失額がお客様の預託されている証拠金を上回り、証拠金残高がマイナスとなる場合があります。
- マージンカットによる手数料は発生いたしません。
- 追加証拠金額以上のご入金を行った場合においても、異名義入金、クイック入金エラー、銀行休業日等により入金期限までに取引アカウントへの反映が間に合わなかった場合はマージンカットの対象となります。銀行休業日の場合、通常の振込によるご入金については当社にて着金が確認できたもののみ、取引アカウントへ反映いたします。(当社への着金に要する時間はご利用の金融機関および各システムのメンテナンス状況等によって異なります。)ご入金をいただきましても、追加証拠金の解消期限までに資金が取引ツールに反映しない可能性があることをあらかじめご了承ください。振込入金にて追加証拠金を解消いただけない場合は、クイック入金を利用する、もしくはその他の方法で追加証拠金を解消してください。クイック入金についてはこちらをご覧ください。
- 証拠金維持率が50%を下回った場合には、追加証拠金額に関わらず、ロスカットルールが発動されます。
- 追加証拠金発生に関してはメールにて通知しますが、ご利用のメールソフト及びプロバイダーの種類や設定によりましては、迷惑メールと判定され、メールが届かない可能性があります。当社のドメイン「sec.dmm.com」の受信ができるよう設定をお願いします。
- 強制決済時に約定することができる有効な取引レートがなかった場合又は取引時間外の銘柄については強制決済待ちとなり、約定することができる有効な取引レートが配信されたとき又は翌営業日の取引再開時に強制決済されます。
翌営業日が各国の祝祭日等で休場の場合は、休場明けの取引再開時に強制決済されます。
なお、強制決済待ちとなった場合、強制決済が完了するまで、追加の入金を行ったとしても追加証拠金は解消されず、新規の取引も行うことはできません。
また、強制決済が完了するまでの間の相場変動によっては、強制決済時に発生する損失の額が証拠金の額を上回ることがあります。
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